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未知との遭遇・トイレ編
予告リストにはあげなかったが、「未知との遭遇:トイレ編」を先に書いておくことにした。
ここで言うトイレとは、我が家の場合、屋外散歩の一貫として行われる排泄のことだ。我が家もそうだが、犬たちは室内トイレをしつけない限り、少しでも寝場所よりも遠い位置を、排泄場所として選ぶものだ。だから我が家では、朝晩2回の散歩が貴重なトイレタイムも兼ねていることになる。そして、ここでは雌雄の違いや、「初期トイレ」に纏わる出来事について書いておきたい。

さて、我が家では雌雄共に排便の直前には、場所を確定させるまでクルクルと回る。しかる後に腰を落として用を足すのだが、その「予告行動」は、やはり雄のユキ丸の方が長い。小ユキも回るが、ユキ丸ほどの拘りはないようだ。
この違いは、やはり「テリトリー意識」の強さの違いではないかと思っている。小ユキはとても気が強いが、そうした点では、やはりユキ丸の拘りには一歩譲るのではないだろうか。

排便のことを書いたついでに、小用のことについても付け足しておくことにする。いわば「未知との遭遇:小用編」である(笑)
ご存知のとおり、仔犬の時期は、雄も雌も同じように「四足」で小用を済ませる。我が家のユキ丸もそうしていた。そして雄犬が片足をあげて排尿をし始めるときが、雄としての自覚を持ち、若犬への第一歩を踏み出したときと思っていた私は、仔犬2頭との散歩を続けながら、 いったい何時に始まるか?と楽しみにしていた。ユキ丸は3月生まれであるから、たぶん数ヶ月以内ではないかとの予想どおり、8月の上旬、そのときは突然やってきた。
ある朝、畑の脇の草むらに向かって、ユキ丸は立派に片足を上げたのである。そのとき心に浮かんだ言葉は「君が立派に足を上げたから、8月○日はオシッコ記念日」という、あの「サラダ記念日」をまねたセリフだったから笑える。
そのとき、私が「よく出来た!」と言って、ユキ丸を誉めたからだろうか、実はそれからしばらくして、雌の小ユキも「片足を上げ始めた」のである。それは明らかにユキ丸を見て「学習した」結果だと思う。

その後、足の上げ方は、次第にさほど高くはなくなって行ったが、小ユキは今でも少し片足を上げて小用を足す。これが2頭飼育の面白さだろう。一説には「雌でも気の強い犬は片足を上げる」と、ちゃんと書いてあるから、その点でも、小ユキには、そうした条件が整っていたことがよく理解できる。

何度も言うように、小ユキは気が強いから、雌ながら「縄張り意識」を間違いなく持っていると思う。小用を足す場所を選ぶときも、かなり執拗に嗅いでから、「チッ」と上から排尿している。我が家では、それを「上書き」と呼んでいるのだが、たぶん他の雌犬の気に入らない臭いがあると、そうして上書きをすることで消しているのだと思う。普通の雌は、こんなことはしない。つまり小ユキにとっても、散歩中の臭いは貴重な情報源なのだ。

しかしながら、情報収集慾は、やはり雄のユキ丸には一歩も二歩も譲っている。ユキ丸の散歩は、身体を斜めにして、ひたすら路肩や壁を「擦るように」歩く。引きも強いので、油断していると、頬や肩口の毛が擦られて黒く汚れてしまうほどだ。そして道路の左側から、急に進路変更して右側に出るなど、彼の散歩は視覚よりも嗅覚のみに頼っている感すらある。
極端なことを言えば、近くによその犬が近づいていても、地面の臭いを熱心に嗅ぐあまり、その存在にすら気付かないことも多い。こうした雄犬特有の行動は、先代のユキ(雄)のときも実は同じだった。

我が家では「引かせることで体躯を作る」という思いも強いので、飼育書にあるような「ヒール」は、わざと躾けなかった。そのせいもあって、ユキ丸はイノシシのように頭を低くして突進していく。飼い主から見れば、それが元気さの証明であり、喜ぶべきことなのだと思うところだ。

ちなみに、小ユキはさすがに雌であるから、そのような、はしたない行動はとらず、成長してからは「自然にヒールの位置」をとるようになった。何ら教えていないにも関わらず、ごく自然にそうなったことからも、やはり雌の方が飼いやすいと思う所以である。
ただ、最近の小ユキは少しメタボの兆候が出始めているので、むしろ引いてくれることを、飼い主としては願っているのだけれども。。。


小雪丸稿 | 12:35 | comments(0) | trackbacks(0)
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